5月28日(火)　対国士舘大学②

　迎えた第11試合目、対するは国士舘大学。一巡目では敗戦していただけに、今回はなんとしても勝利を収めたい。

　初回から両校とも攻めた試合展開だったが、試合が動いたのは4回表、青山学院大学の攻撃。ツーアウトののち、8番橋村が四球を選び出塁し、続く9番大室も相手キャッチャーのエラーにより出塁。そして1番政金がセンター前にタイムリーヒットを放ち、橋村はホームに生還、1点を先制する。2番四宮はバントヒットを決め、続く3番田中もセンター前にツーベースヒットを放ち、大室と政金もホームに帰り、2点を追加する。この回で3点を先制した。

　当然、相手も反撃をしかけてくる。5回の裏、国士舘大学の攻撃で、まずサード酒井のエラーにより先頭バッターを出塁させてしまう。2番バッターのピッチャーゴロで、ワンアウト二塁の場面に。なんとしてもバッターを切りたい青学だったが、ショート四宮のエラーで1番バッターがホームに生還、1点を取られる。次のバッターはサードフライに打ち取るも、5番バッターが左中間にタイムリーヒットを放ち、3番バッターもホームに帰る。その後ピッチャー石川のワイルドピッチが重なり、5番バッターもホームに帰り、結果この回で同点に追いつかれてしまう。

　勝ちにいきたい青学もすぐに反撃をしかける。まず先頭バッター大室が四球を選び出塁。続く古川から4番石井まで青学の好調打線が爆発する。古川はレフト横のヒット、四宮はサードの内野安打、田中はレフト前のスリーベースヒット、石井はセンターを超えるツーベースヒットを決め、ここまでで5点を追加する。その後清水も四球を選び、続く酒井も四球により出塁、7番石川がセンター前にヒットを放ち、8番松本の犠牲フライにより清水もホームに生還、結果この回で6点を追加する。

　相手も攻めた姿勢は変わらず、6回裏と9回裏で1点ずつ追加されるも、青学の固い守備で追加点を防ぎ、9-5で勝利を収めた。

　ピッチャー石川は、途中危ない場面が何度かあったものの、1年生ながら堂々とした姿で全イニング138球を投げ切った。

　残すはあと一試合、東京経済大学との試合である。最終戦、絶対に勝って終われるよう、チーム一丸となって全力で練習に励みたい。